NEW OLD STYLE 肉そばけいすけ(東京都江東区住吉)
「肉そば」



関東遠征の7杯目として選んだのがこのお店でした。
黒味噌らーめんからはじまり、海老や蟹などの甲殻類を活用し、フレンチの風をラーメンに移してきた「けいすけ」ですが、今回は一風変わって「肉そば」を看板とした店を開いてきました。
正直これまでのけいすけの展開には少し飽きてきたのが僕の本音ですが、今回は、「青島食堂」「梅の家」の特徴を併せ持った一杯ということで気になっていました。
お店は奥に長く、カウンターは少し窮屈な印象があります。それよりもビックリしたのが、券売機。ものすごいハイテクなんです。でかでかと画面に肉そばの映像が映されており、画面をタッチして食券を購入するタイプ。しかも音声付き。機械にお礼をされてもとは思いましたが。
届けられた一杯は噂通り、肉だらけの一杯。真っ黒な醤油の色をしたスープのビジュアルもインパクトがあります。
まずはスープを飲んでみると、真っ黒ではありますが醤油辛さは無く、ほんのりと甘さを感じるようなまろやかさのある味わい。肉の出汁もしっかりと溶け込んでいるようで、下の上に肉独特の旨味が感じられ、飲み口はスッキリとしています。また、生姜の香りのする香味油がかけられているので、肉出汁の僅かなクセも隠されて飲みやすく、後口に残る生姜の爽やかな風味が余韻を作り出しています。
麺は「村上朝日製麺」の特注を使用しているとのこと。加水高めの中太ストレートで、モチモチとした食感が良く、粉の風味などはわかりづらかったですが、なにより、スープの浸透がすさまじく,真っ黒なスープを吸い込んで染め上がっています。多加水であっても、スープを弾くことなく一つにまとまっていました。
肉は歯応えのしっかりとある赤身肉の薄切りのもので、脂身はほとんど無く、これだけありながらもくどさはありません。単体で食べてとても美味しいというものではないのですが、麺に絡めて食べたり、サイドメニューのエッグライスにのせて食べたら良いかと思います。しかも、チャーシュー増量の食券もありますので、これに増量したらどうなるのかなと興味津々でした。
途中でタマネギのみじん切り、おろし生姜をスープに溶けば、単調になりがちな味わいに、タマネギのサッパリとした辛味とシャクシャクとした食感が加わり、香味油と合わせて生の生姜の香りを纏い、醤油感、肉出汁感の強いスープにシャープな印象を与えられます。
濃い目の味わいではありますが、生姜のサッパリ感で上手くまとめられている印象で、ラーメンだけでなく、ご飯ものも一緒に食べたくなるよう考えられた一杯と思いました。上記の2店の印象だけでなく、僕としては京都の「新福菜館」のイメージもありました。あれもヤキメシと一緒に食べたくなります。
ボリューム感もしっかりとあって、お腹も満足しました。



関東遠征の7杯目として選んだのがこのお店でした。
黒味噌らーめんからはじまり、海老や蟹などの甲殻類を活用し、フレンチの風をラーメンに移してきた「けいすけ」ですが、今回は一風変わって「肉そば」を看板とした店を開いてきました。
正直これまでのけいすけの展開には少し飽きてきたのが僕の本音ですが、今回は、「青島食堂」「梅の家」の特徴を併せ持った一杯ということで気になっていました。
お店は奥に長く、カウンターは少し窮屈な印象があります。それよりもビックリしたのが、券売機。ものすごいハイテクなんです。でかでかと画面に肉そばの映像が映されており、画面をタッチして食券を購入するタイプ。しかも音声付き。機械にお礼をされてもとは思いましたが。
届けられた一杯は噂通り、肉だらけの一杯。真っ黒な醤油の色をしたスープのビジュアルもインパクトがあります。
まずはスープを飲んでみると、真っ黒ではありますが醤油辛さは無く、ほんのりと甘さを感じるようなまろやかさのある味わい。肉の出汁もしっかりと溶け込んでいるようで、下の上に肉独特の旨味が感じられ、飲み口はスッキリとしています。また、生姜の香りのする香味油がかけられているので、肉出汁の僅かなクセも隠されて飲みやすく、後口に残る生姜の爽やかな風味が余韻を作り出しています。
麺は「村上朝日製麺」の特注を使用しているとのこと。加水高めの中太ストレートで、モチモチとした食感が良く、粉の風味などはわかりづらかったですが、なにより、スープの浸透がすさまじく,真っ黒なスープを吸い込んで染め上がっています。多加水であっても、スープを弾くことなく一つにまとまっていました。
肉は歯応えのしっかりとある赤身肉の薄切りのもので、脂身はほとんど無く、これだけありながらもくどさはありません。単体で食べてとても美味しいというものではないのですが、麺に絡めて食べたり、サイドメニューのエッグライスにのせて食べたら良いかと思います。しかも、チャーシュー増量の食券もありますので、これに増量したらどうなるのかなと興味津々でした。
途中でタマネギのみじん切り、おろし生姜をスープに溶けば、単調になりがちな味わいに、タマネギのサッパリとした辛味とシャクシャクとした食感が加わり、香味油と合わせて生の生姜の香りを纏い、醤油感、肉出汁感の強いスープにシャープな印象を与えられます。
濃い目の味わいではありますが、生姜のサッパリ感で上手くまとめられている印象で、ラーメンだけでなく、ご飯ものも一緒に食べたくなるよう考えられた一杯と思いました。上記の2店の印象だけでなく、僕としては京都の「新福菜館」のイメージもありました。あれもヤキメシと一緒に食べたくなります。
ボリューム感もしっかりとあって、お腹も満足しました。
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