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中華そば 華丸(愛知県一宮市萩原)

10月2日の夜、ふと食べたくなってこの店にお邪魔しました。さすが、閉店間際だったため、空き席もありすぐに座ることができた。普段なら、座敷は足をゆったりと伸ばせて楽でよいのですが、この店に限ってはとても痛い。写真でも判るとおり、とても暗いのです。明るいところの方が視覚的にも美味しく見えるから今回は少々残念。ここに来るといつも味玉そばを注文してしまいます。それを今回は大盛りで。
大盛味玉そば

よく見る器に味玉の濃い赤色が映えます。暗いためいまいちではありますが。やはりここの味玉は美しいです。美しいだけでなく、黄身には程よく味も染みていながら、黄身そのものの味も濃くとても旨い。メンマもとても大きく、しかもわざと食べにくい、繊維と平行に切られており、ジャクジャク、ゴリゴリとした食感がとても面白い。チャーシューも小さめながら、厚めのものが3枚と、なかなか盛りだくさんで食べがいがあります。

いなり

強い濃厚さはないが、程よい重みとコクを引き出された動物系スープに、鰹、煮干し、ムロなどの魚介系スープを合わせ、魚介の強い印象に丸みを持たせ、すっきりとしながら、まろやかさも兼ね備えたWスープ方式のお店であり、青葉インスパイアで知られています。今までに何度も食べていますが、飽きる味ではなく、動物系よりも魚介系の存在感が勝っているため、日本人の舌の記憶に訴えかけるものも多く、食べやすいからといって物足りなさもない実にバランスのうまくとれた味わいといえます。
ただ今回は、動物系のスープのコクが少々足らず、鰹の風味も弱め。その中で強く主張していたのが煮干しでした。かなり煮干しの青物独特な風味が感じられ、いつもより旨味が強く出ているというわけではないのですが、後口に残る強めの苦味が他全ての存在を打ち消してしまうほどでした。煮干しが強烈なのは大好きですが、ここの一杯からこれが主張してしまうと、バランスが崩れてしまうようにも思いました。煮干しをフィーチャーした限定を良く出されていますが、どれもうまくまとめてきているだけあって、今回のブレなのか変更なのかはわかりませんが、らしさは半減してしまったかなと思いました。それでも後を引くじんわり感は健在で、旨いことには変わりありませんが。
麺は、平打ち麺が売り切れになっていたため、普通に注文しました。太陽食品(麺彩物語)の中太縮れ麺を使用しており、加水控え目なモサッとした食感で、ひとすすりで口に収まるほど短いもので、食感の持続力が弱く、中盤以降は完全に力を失ってしまいます。もう少し麺の方にも比重をおいてもよいかなとも思いますが、これまで、毎回来て満足できているので、これでよいのかなとも思います。
結局スープまで飲んでしまったということはやっぱり満足できた証拠でもあります。合わせて注文したいなり寿司は甘めの味付けで、シャリにしっかりと酢がまわしてあり、シットリとし、黒ゴマのプチプチした食感が嬉しい一品。二個とは言わずたくさん食べたくなるような味わいでした。
家から少々離れてはいるけれども時々は来たい店です。ひっそりとした商店街のなか、一際大きく咲き誇る華。これからも見続けていきたいと思います。
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テーマ : B級グルメ
ジャンル : グルメ

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